水の表面を移動する動物たち

海や湖などに浮かんでいる水鳥や水面を漂うクラゲなどは水の表面を移動に使っています。

水の表面で移動する動物たちは水の表面張力や風の力をうまく利用しています。

 

カツオノカンムリというクラゲの仲間は体に三角形の帆のようなものが付いていてそれを水面から外に出して風を受けながら移動します。この移動では風の向きにより進む方向が決まってしまいます。

 

水の表面で移動するとき大切になるのが表面張力との関係です。動物の重さが表面張力が支えられる力より大きくなると動物の体は沈んでしまいます。アメンボは表面張力を上手く利用しながら移動している動物です。アメンボの足には水をはじく小さな毛が生えていて足の先だけを水の上において体を支えています。

 

アヒルやカモなどの水鳥も羽根を使い水に浮かびます。そして足で水をかきながら進みます。

 

水の上を移動する動物の中でユニークなのがバシリスクトカゲで、このトカゲは驚いて逃げるときなどに水の上を走る事ができます。