丸くなったり転がったり

動物の中には移動するときに自分の体を丸くして転がるように移動するものがいます。いくつかのトカゲやガの幼虫は驚いたときや危険が迫ったときに自分の体を輪っかのようにねじ曲げて丸くして地面の上を転がります。

 

動物が体を丸くして移動するときには重力や風の力を利用します。ペブルトードというちいさなカエルは崖の上などでヘビやトカゲなどに出会うと体をちいさく縮めて小石(ぺブル)のようにして崖の上から転がるように落ちて逃げます。

 

全身を固いうろこで覆われているセンザンコウやアルマジロの中には身に危険が迫ると体を丸めて身を守るものがいます。また丸まった状態で斜面を転がり移動することもあります。

 

動物たちは自分の体の特徴を上手く利用して生きています。