半肉食の動物

キツネやテンなどは肉食でもあり植物も食べる雑食性の動物です。食べ物の6割ほどが動物などの肉でその他が植物の実や種、きのこなどを食べます。このような動物をメソカーニボアと呼びます。

 

これらの動物たちは肉を食べるのにも植物を食べるのにも適した歯の並びをもっていて肉を噛み切るための鋭い犬歯と植物をすりつぶす臼歯の両方が発達しています。

 

歯が切歯や犬歯、小臼歯、大臼歯などをもっていることを異歯性(いしせい)と呼びメソカーニボアの歯並びも異歯性です。

 

半肉食の動物は哺乳類のなかでも多様に進化した一群で生態系のなかで重要な役割をもっていると考えられています。