みんなで集まって守る

イワシやアジなどの海岸から離れたところに住む小さな魚は大きな体をもつ動物から攻撃を受けることがあります。海岸から離れたところにはサンゴ礁や岩場のような隠れる場所が少ないために小さな魚が攻撃を受けると逃げ場がありません。そんな時に小さな魚が特殊な行動をとることがあります。

 

ベイトボールと呼ばれる小さな魚たちがとる行動はおおきな動物からの攻撃に対抗するために魚の群れが球の形にかたまることです。ベイトボールをつくることで魚たちは自分が狙われる可能性を低くしていると考えられています。

 

大きなものではベイトボールは直径が20メートルになるものもありますがほとんどは数分でなくなってしまいます。