足を使わない移動

生物の中にはカタツムリやナメクジ、ヘビなどのように足をもたない生物がいます。足をもたない生物たちは体そのものを使って移動します。

 

カタツムリは滑りやすいものの上でも落ちないで進めます。それはお腹の部分から粘り気のある液体を出してものの表面との摩擦を減らしているからです。カタツムリは腹足類といわれるようにお腹を使ってあるきます。カタツムリはお腹の筋肉を波打たせながら進んでいきます。

 

ミミズなどは体にちいさな固い毛が生えていてその毛を周りのものに引っかけるようにして進みます。

ヘビはふつう体を横にうねらせて地面を押して進みます。また水の中で生活しているウナギなども体をうねらせて泳ぎます。

 

生物が暮らしている環境によっては足を使わない移動方法の方がより効率的に動けます。