2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
アシカやカワウソのようなおもにさかなを食べて生活している動物を魚食動物またはパイシボアと呼びます。さかなは魚類自身や哺乳類、爬虫類などさまざまな動物の獲物になります。 ビントロングやジェネットなどの哺乳類は果実などとともにさかなを食料にして…
多くの動物の恐ろしい捕食者としてのイメージがあるヘビも、ある動物たちにとっては狙うべき獲物になります。ヘビをおもな栄養源にしている動物やその行動をオフィオファジーと呼びます。 スカンクやマングースはヘビを食べる代表的な動物で昆虫や果実などと…
動物のからだの毛や爪に含まれているケラチンというタンパク質を栄養源にしている動物たちがいます。そういった動物をケラトファジーと呼びます。 衣類の虫食いの原因となるカツオブシムシという昆虫はウールなどの繊維に含まれているケラチンを食べることで…
昆虫は地球でもっとも繁栄している生物の一つです。昆虫を食べることはその動物にとって獲物を見つけるチャンスが多いといえます。昆虫をおもな栄養源にしている動物をインセクティボアと呼びます。 昆虫を食べる行動は動物の世界全般にみられ、コイなどの魚…
シロアリやアリをおもな栄養源にしている動物をマーメコファジーと呼びます。マーメコファジーに含まれる動物としてはアリクイやツチブタなどの哺乳類やツノトカゲなどの爬虫類があげられます。 アリクイは中南米の森の中に住んでいる哺乳類で細長い口と舌を…
生物の体の中を流れる血液には栄養素が多く含まれているのでそれを自分の栄養源にしている動物たちがいます。それらを吸血動物またはヘマトファジーと呼びます。 吸血動物にはダニやノミのように血液がおもな栄養源である動物とカのように産卵のときに血液を…
カニや貝類などのように自分の身を守るためにかたい骨格や殻をもつ動物たちがいます。 しかしある動物たちはそんなかたい殻など気にせずにまるごと食べてしまうものもいます。 かたい殻などを食べる動物やその行動をデュロファジーと呼びます。 アフリカに住…
動物が何を食べているかで分類する方法があります。食べているものがおもに鳥類である動物をアビボアといいます。 アビボアの中にはハヤブサなどの鳥類も含まれます。ハヤブサはスズメなどの小さな鳥類をおもに食べます。鳥を食べる鳥類はするどいツメやクチ…
動物がほかの生物から栄養をとることをフィーディングと呼びます。人間の目で見えるくらいの大きさの動物たちはほかの生物の体の一部を食べたり、体ごと丸呑みすることで栄養をとります。これをバルクフィーディングといいます。 他の動物の肉を食べる肉食動…
チョウやカのように栄養を何らかの流体からとるものをフルーイドフィーダーと呼びます。 栄養を流体のかたちでとることは多くの動物で見られる行動でそれらの動物は他の生物の体のなかに流れる液体を吸い込んで生きています。 チスイコウモリやカ、ダニなど…
動物がどんなものを好んで食べているかということはその動物の進化に大きな影響を与えることがあります。動物の体のかたちはその動物が食べているものに合わせて変化してきたと考えられます。 ちいさなプランクトンなどを食べるのに適したクジラの歯や他の動…
自分が住んでいる環境のなかにあるさまざまなものを栄養源にして生きている動物をジェネラリスト種と呼びます。それとは反対に特定の場所に住み特定の食べ物からしか栄養をとらない動物をスペシャリスト種と呼びます。 コアラはオーストラリアの温かい気候に…
動物のなかには自分の生きている環境にあるさまざまなものを食べている動物がいます。そのような動物は異なる環境でも食べ物を見つけることができるのでジェネラリスト種と呼びます。 ジェネラリスト種の動物は環境のなかにあるさまざまなものを栄養源にでき…