種で育つ

トウモロコシや小麦、ヒマワリの種など植物の種や穀物を好んで食べる動物をグラニボアと呼びます。穀物を食べる動物はカナリアやスズメのような小型の鳥類、ハムスターやリスなどの哺乳類がいます。

 

植物の種には成長するための栄養が蓄えられているため動物にとっては大切な栄養源です。しかし植物にとっては種を食べられてしまうことは大きな損失です。そこで植物は種を守るための仕組みを発達させてきました。

 

種をかたい殻やトゲで守ったり、種が成熟するまで種の栄養を少なくして食べ物としての魅力を低くしておくなどの方法で種が食べられることを防いでいます。